「冷凍食品をもっとストックしたい」「まとめ買いした肉やパンを保存しておきたい」そんな理由から人気が高まっているセカンド冷凍庫。
でも、マンションや一人暮らしの部屋だと「どこに置こう?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、狭い家でもセカンド冷凍庫を無理なく置ける場所を徹底解説します。さらに、アース線内蔵タイプならコンセントさえあれば設置できるので置き場所に困らない!という便利なポイントもあわせて紹介します。
セカンド冷凍庫を置く前にチェックすべきポイント
置き場所を考える前に、まずは冷凍庫を設置する際の基本ポイントを押さえておきましょう。
- コンセントの位置
冷凍庫は常時通電する家電なので、近くにコンセントが必須。延長コードの多用は避けるのが安心です。 - アース線の有無
冷凍庫は漏電防止のためにアース接続が推奨されます。ただし最近はアース線内蔵型(コンセントに挿すだけでOK)の冷凍庫も多いので、そういった冷凍庫を選ぶと置き場所の自由度がかなり高まっています。 - 放熱スペース
冷凍庫は背面や側面から熱を逃がします。壁にピッタリくっつけると効率が悪くなるので、左右や背面に数センチの隙間を確保しましょう。 - 開閉のしやすさ
ドア式か上開き式かで、置きやすい場所は変わります。ドア式なら前にスペースを確保、上開きなら高さを考慮しましょう。
場所を取らないのに大容量なスリム冷凍庫も人気です!
>>冷凍庫スリム幅30~40cmのおすすめは?
【置き場所アイデア①】キッチンのすき間スペース
やっぱり一番人気はキッチン周り。
- 冷蔵庫の横のわずかなスペース
- シンク下の空きスペース
- カウンター横
など、ちょっとした隙間にスリム型のセカンド冷凍庫を設置する人が多いです。
メリット
- 調理中に冷凍庫へサッとアクセスできる
- 冷蔵庫との動線が近くて便利
注意点
- 熱や湿気がこもりやすい場所は避ける
- ゴミ箱の近くは衛生面で不向き
【置き場所アイデア②】廊下や玄関脇
意外とおすすめなのが廊下や玄関の一角。
最近の小型冷凍庫はデザインもシンプルで、家具のように馴染みます。人通りが多くない廊下や、玄関近くのデッドスペースなら圧迫感も少なく設置可能です。
メリット
- リビングや寝室の生活スペースを圧迫しない
- 買い物帰りに玄関ですぐ収納できてラク
注意点
- 夏場は高温になりやすいので、風通しを確保する
- 靴の湿気や砂ホコリが入りにくい配置にする
【置き場所アイデア③】リビングの一角
「冷凍庫はキッチンに置くもの」という固定観念を外してみると、リビングも選択肢に入ります。
最近は音が静かなモデルも多いため、テレビやエアコンの近くに置いても気になりません。ちょっとしたサイドボード代わりにして、上に雑貨や家電を置いてもOK。
メリット
- インテリアとして馴染むデザインが豊富
- 家族全員がアクセスしやすい
注意点
- 床に傷をつけないようマットを敷く
- 来客の視線が気になる人は目立たない色を選ぶ
【置き場所アイデア④】ベランダやサービスバルコニー
「もう室内に置く場所がない!」という人は、ベランダ設置も検討できます。
ただし、直射日光や雨風にさらされるのはNG。屋根付きのサービスバルコニーや、簡易的な収納庫を使うのが現実的です。
メリット
- 室内スペースを一切取らない
- 匂いや音を気にしなくていい
注意点
- 防水コンセント必須
- 気温差で効率が落ちる可能性あり
- アース線内蔵タイプならコンセントを確保すれば設置しやすい
【置き場所アイデア⑤】寝室やワークスペース
「夜中にアイスを食べたい」「在宅ワーク中に冷凍庫を開けたい」そんなライフスタイルに合わせて、寝室や書斎に置く人も増えています。
静音性の高い小型モデルなら、勉強机の横やクローゼットの中にも収まります。
メリット
- 自分専用のミニ冷凍庫として便利
- 趣味の保存食や釣り餌など、人に見せたくない物の保管に◎
注意点
- 深夜にコンプレッサー音が気になる場合もある
- 排熱がこもらないように配置する
セカンド冷凍庫を「置きやすくする工夫」
単純に「置く」だけでなく、ちょっとした工夫で便利さがアップします。
- キャスター付き台に乗せる
掃除がラク&模様替えもスムーズ。 - スチールラックに組み込む
上に電子レンジやトースターを置けて省スペース。 - 目隠しカーテンやカバー
生活感を隠してインテリアに馴染ませる。
セカンド冷凍庫、実際どこに置いてる?
実際にセカンド冷凍庫を購入した人の口コミを集めると、どこに置くか、置き場所の工夫が見えてきます。
- 「リビングの隅に置いて、上にコーヒーメーカーを置いたら一石二鳥でした」
- 「玄関脇に置いて、買い物帰りにすぐ入れられるので時短になります」
- 「寝室に置いてアイス専用に。夜中でも静かで快適」
- 「廊下に置いてカーテンで隠したら、生活感が出なくていい感じ」
このように、人によって置き場所はバラバラですが、「セカンド冷凍庫買ってよかった!」という人に共通しているのは「動線を考えると暮らしがラクになる」という点です。
邪魔にならない場所や使いたい場所に設置するなど、あなたの生活の動線の中で大事なポイントに置けるとグンと便利度が上がると思いますよ^^
アース線内蔵ならコンセントがあればOK!置き場所に困りません
従来の冷凍庫はアース接続が必須で、「キッチン以外に置きにくい」という問題がありました。
しかし最近はアース線内蔵型が増えており、コンセントがあれば基本的にどこでも設置可能。
特にマンション暮らしの方にとって、これは大きなメリットです。
- 廊下
- リビング
- 寝室
- 収納部屋(パントリーなど)
などなど、コンセントがある場所なら自由に設置することができるのが魅力です。
寝室やリビングに置いて飲みたいときに冷たい飲み物が飲めるのが便利、置いて良かったといった声も多くコンセントがあれば場所を選ばないというのは大きなメリットだと思いますよ。
電気代はどのくらい?セカンド冷凍庫のランニングコスト
「便利だけど電気代が心配…」という声も多いですよね。
一般的な小型冷凍庫(60L〜100L)の場合、
- 年間消費電力:200〜250kWh程度
- 年間電気代:約5,000〜7,000円
つまり、月あたり400〜600円前後で使えます。
最近のモデルは省エネ性能も高く、昔の冷凍庫に比べると電気代はかなり安くなっています。
静音性について:寝室やリビングでも使える?
冷凍庫はコンプレッサーが動くときに「ブーン」という音が出ます。
しかし最近は静音設計(25〜30dB程度)の機種が増えており、
- 寝室
- 書斎
- リビング
などでも十分使えます。口コミでも「音が気にならない」「冷蔵庫より静か」という声が多数。
「夜に音が気になるかも…」と心配な方は、商品スペックの運転音(dB値)を必ずチェックすると安心です。
セカンド冷凍庫、人気の機種は?
口コミや販売ランキングで人気の高いセカンド冷凍庫をいくつか紹介します。
アレジア(Arezia) スリム冷凍庫 60L
- 特徴:幅36cmのスリム設計で、一人暮らしや狭いキッチンに最適。
- ユーザーの声:「冷蔵庫横にピッタリ収まって大満足。アイス専用にしています」
ハイアール(Haier) JF-NU102B
- 特徴:容量102Lの引き出し式で整理しやすい。静音設計なのでリビングにも置きやすい。
- ユーザーの声:「音が気にならないので寝室に置いています」
アイリスオーヤマ IUSD-6A-W
- 特徴:アース線内蔵タイプでコンセントに挿すだけ。60Lサイズで電気代も安い省エネモデル。
- ユーザーの声:「廊下に置きました。アースを気にせず使えるのが便利」
シャープ FJ-HS9X
- 特徴:小型ながら急冷機能つき。冷凍庫にありがちな“霜取り”の手間を軽減。
- ユーザーの声:「釣り用の餌専用に使ってます。趣味部屋に置けるのが嬉しい」
ここで紹介したものも含まれますが、スリムタイプの冷凍庫は場所を取らず人気があります。
30センチ~40センチ程度のかなりスリムな冷凍庫もあるので良かったら参考にしてみてください。
まとめ:セカンド冷凍庫は「暮らしに合わせて柔軟に置く」
セカンド冷凍庫は、必ずしもキッチンに置く必要はありません。
- キッチンのすき間
- 廊下や玄関
- リビングの一角
- ベランダやサービスバルコニー
- 寝室やワークスペース
など、家の中のちょっとしたスペースを活用すれば、マンションや狭い家でも十分に置けます。
特にアース線内蔵タイプを選べば、コンセントさえあれば設置可能なので自由度はかなり高いです。
「どこに置こうかな?」と悩む時間も、実はちょっと楽しいもの。
自分の生活動線に合ったベストポジションを見つけて、冷凍ライフをより快適にしてみてくださいね。